どうも、若ハゲ番長です。

世間で噂されている薄毛にまつわる都市伝説を検証していくこのコーナー。

今回はかなり多くの人が信じてしまっている都市伝説

 

『薄毛の原因は皮脂』

 

を取り上げてみます。

『薄毛の原因は皮脂』は嘘!

よく、

 「額が脂っぽい人はハゲやすい」とか、
 「皮脂が毛穴に詰まって発毛を阻害する」とか

言われますよね?

 

僕が中学生の頃は500円玉を額にピタッと貼り付けて自然に落ちてこなければ、将来ハゲる、という謎の診断法が流行ったりしたんですが、これも『薄毛の原因は皮脂』という考え方に基づいたものだと思います。

番長
まぁ、僕は500円玉が頭を振り回しても落ちてこないくらい強力に吸着してしまって、「お前、ハゲ決定だなー」とか言われました(苦笑)

 

実際に僕は現在25歳でハゲてしまったので、この説は正しそうに思えますが・・・。

もう、これは最初に断言してしまいます。

 

これは、ただの都市伝説です。

 

『皮脂が原因でハゲる』という説に根拠は全くありません。

というか、20世紀の中頃に集められた薄毛に関するデータから、

 

頭皮の脂と薄毛には関係がないことがわかっています。

 

実際に頭皮が脂っぽくても、フサフサの人はいます。

皮脂が多すぎて「脂漏性皮膚炎」を起こしている場合は髪が抜けることがありますが、普通にシャンプーをしていれば滅多にこの病気になることははありません。

むしろ、皮脂を落としすぎるとフケやかゆみの原因にもなりますし、頭皮が本来持っているバリア機能まで奪ってしまいます。

 

育毛サロンやシャンプーメーカーが流した都市伝説

ずいぶん前から研究によって頭皮の脂が原因で薄毛が進行するという説はすでに根も葉もないデタラメだということがわかっていて、皮膚科医の間では当然のことになっていました。

それにもかかわらず、この誤った都市伝説を信じ込んでしまっている人は非常に多いです。

 

これは育毛サロンやシャンプーメーカーに原因があります。

ヤツらは自社の製品やサービスを売るために、

 「薄毛の原因は毛穴に溜まった皮脂なんです!」
 「皮脂が毛穴に詰まって、栄養が届いてないからハゲるんです!!」
 「うちのシャンプーを使えば、毛穴の脂がごっそり落ちて綺麗になりますよ!!!」

などと宣伝しています。

 

育毛サロンなんかの無料体験に行くと、必ずマイクロカメラで頭皮の映像を見せられますよね?

こんなやつ。

皮脂薄毛

そして、こう言うわけです。

「ああー、皮脂がたまっちゃってますねー」
「見てください。脂で毛穴が詰まってます」
「この脂をほっておくとどんどん薄くなっちゃいますよ」

この画像を見ると、汚いとか頭皮に悪そうとか思う人もいると思いますが、

 

薄毛ではない人でもこれくらい溜まっています。

 

これで普通なんです。

 

ちなみに皮脂の量は髪を洗ってからの時間でかなり変わります。

誰でも髪を洗ってから6時間もすれば写真のような状態になります。

 

育毛サロンでは施術(シャンプーなど)を行った後に、再び頭皮の画像を見せて、施術前の状態と比較しますが、あれはキレイになっているのが当たり前なんです。

どんなシャンプー使ってもアレくらい皮脂は落ちます。

試しに育毛サロンにいく直前に髪を洗ってみてください。

カウンセラーもキレイな頭皮ですねと言うしかないはずです。

 

昔は数ヶ月に1回しか髪を洗わなかった

シャンプーを使って髪を洗う習慣は昭和に入ってから一般に広まったものです。

それ以前は、そもそも皮脂をしっかり落とせる合成界面活性剤がありませんでしたし、頻繁に髪を洗う習慣はありませんでした。

 

シャンプーが登場する以前は、単に水で流すだけか、椿の脂でマッサージ(今で言うオイルマッサージ)するくらいでした。

これらの方法では当然ですが、シャンプーを使った時ほど皮脂は落ちません。

さらに言うと上に挙げたような方法で洗髪するのすら、数ヶ月に1度くらいの頻度でした。

つまり、昔は今よりも相当皮脂が多い状態で生活していたことになります。

 

もし、よく育毛サロンなどで説明されるように、『皮脂が原因で薄毛になる』のなら昔の人は全員ハゲていてもおかしくないはずですが、そんなわけがありません。

正確なデータはないのでわかりませんが、今も昔も薄毛の人の割合はそんなに変わらないでしょう。

 

となると、育毛サロンやシャンプーメーカーのバラ撒いている「皮脂が原因でハゲる」という説はかなり怪しくなります。

シャンプーの適切な頻度についてはこちらの記事で詳しく解説しています

シャンプーの適切な頻度は?湯シャンは頭皮にいいのか?

 

ほとんど髪を洗わないのにフサフサの人

例えば、作家の五木寛之氏はほとんど髪を洗わないことで知られています。

年によっては年に2回しか髪を洗わないこともあったそうです。

現在は、加齢臭が気になるようになったため2ヶ月に1回洗うようになったとか。

(五木寛之『養生の実技』より)

彼は一般人に比べれば全くと言っていいほど髪を洗っていないにもかかわらず、(さらに言えば80歳近い高齢にもかかわらず)豊かな毛髪を保っています。

フサフサです。

 

番長
それを考えると、皮脂が多いとハゲる説はデタラメに思えます。

 

皮脂が多いからハゲるのではなく、ハゲる人は皮脂が多い

「でも、薄毛の人の頭皮は脂でギトギトしてることが多いよ」

そう感じる方もいると思います。

これは正しいです。

 

実際、薄毛の人の場合、皮脂の分泌は多い傾向があります。

しかし、これは皮脂が多いからハゲているわけではないんです。

 

薄毛を促進するのは物質は男性ホルモンのテストステロンが変化したジヒドロテストステロン(DHT)だということがわかっています。

このDHTは薄毛を進行させるだけではなく、

 体毛を濃くする
 ニキビを作る
 皮脂の分泌を増やす

などの作用があることが知られています。

番長
こんな風に悪さばかりをするので、DHTは「悪玉」男性ホルモンなんて呼ばれています

 

つまり、

『皮脂が多い⇒ハゲる』

ではなく、

『DHTが多い⇒ハゲる+皮脂が多い』

 

なんです。

(より正確には「DHTが多い」ではなく「DHTへの感受性が強い」かもしれません)

 

皮脂が多いからハゲるのではなく、
ハゲの人に皮脂が多いだけなんです。

 

育毛サロンやシャンプーメーカーの宣伝にはご用心

まだ、薄毛に関する研究が十分に進んでいなかった19世紀には「ハゲている人は頭皮が脂っぽい人が多い」ことから「皮脂が原因でハゲる」と考えられていたことがありました。
(育毛サロンやシャンプーメーカーはこの古い説をもとに宣伝をしているものと思われる)

しかし、薄毛の原因が解明されてきた現在では、この説は誤りであることがわかっています。

 

なので、育毛サロンに通いつめ、ごっつい機械でゴリゴリ皮脂を落としたところで、薄毛が改善することはありません。

強引に皮脂を落とすと頭皮は足りなくなった皮脂を補おうとして、ますます皮脂の分泌は増えます。

 

むしろ、育毛サロンでは皮脂を落としすぎてしまうために頭皮がカサカサになり、かゆみやフケが出るという事例も実際に起こっているようです。

皮脂は頭皮を雑菌などの外敵から守る役割もあるんです。

落としすぎると頭皮トラブルの原因になり、逆に脱毛を促進させてしまう可能性すらあります。

 

育毛サロンでは「脂漏性皮膚炎を起こしている」と言って脅すところもあるようですが、最初の方に書いたように脂漏性皮膚炎はそんな簡単になるものではありません

もし本当に脂漏性皮膚炎であるなら、「脂っぽいフケが大量に出る」、「頭皮が赤くなる」、「強烈なかゆみがある」などの症状が出るはずです。

そういった症状がないのなら脂漏性皮膚炎の心配はありません。

番長
そして脂漏性皮膚炎であれば、皮膚科で保険適用で治療可能です。

 

皮脂が多いことが原因でハゲることはありませんし、むしろ落としすぎた事によるトラブルの危険性の方が大きいです。

育毛業界の流している都市伝説にはダマされないように注意してください。

 

ではでは。

 

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