※2017年5月6日更新

 

どうも、若ハゲ番長です。

今回は、最近、話題になりつつある遠隔診療の解禁について取り上げて見ようと思います。

これまでのAGAのクリニックで遠隔診療を導入しているクリニックはありましたが、「半年に一回の通院は必要」みたいな感じで、完全な遠隔診療ではありませんでした。

しかし、今回は全く通院しなくてもテレビ電話的なもので診察を受けるだけで、AGA治療薬を郵送してもらえるようになるかも、というお話です。

 

遠隔診療、事実上の解禁!?

AGAの遠隔診療の話の前に、厚生労働省の遠隔診療に対する姿勢がどんなもんだったかをかいつまんでお話しておきましょう。

(遠隔診療について解説しているわかりやすい記事があったので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください⇒遠隔診療、事実上解禁 「ソーシャルホスピタル」へ前進

 

遠隔診療が技術的に可能になった当初は、どちらかと言うと遠隔診療には否定的な立場を厚生労働省はとっていました。

診察は基本的には対面で行われるべきであり、遠隔診療はそれを補完するために行われる程度であればOK、というくらいの態度です。

厚生労働省がこういう雰囲気を醸し出していたので、遠隔診療は原則禁止なんだと多くの医師は解釈し、これまで遠隔診療を積極的に行う人は少なかったのですが・・・

 

しかし、2015年に出された通知では、一転して遠隔診療を容認するっぽいことを言い出しました。

僕なんかは「禁止するメリットなんてほとんどないんじゃない?」と思っていた派なんですが、新技術への政府の対応というものは往々にして遅いものです(;´∀`)

政府もようやく、ス●イプの便利さに気づいたということでしょうか(笑)

 

具体的に態度がどう変化したのか、2つ例を挙げると、

直接の対面診療を行うことが困難な場合として「離島、へき地の患者」に対して遠隔診療を行える

 これはあくまで例示(つまり、遠隔診療を行う対象を離島やへき地の患者に絞る必要はない、ということ)

診療は医師と患者が直接対面して行われることが基本

 直接の対面診療を事前に行うことが必ずしも前提条件とはならない

という感じです。

つまり、対面なしで遠隔診療を行っても大丈夫っすよ、という風に言ってるわけです。

 

ちなみに、「経済財政運営と改革の基本方針2015(骨太の方針)」でも遠隔診療の推進が明記されています。

(なんか骨太の方針って懐かしい響きですね(笑))

つまり、政府としても現在は積極的に遠隔診療を推し進めようとしている段階に入ってるってことですね。

 

AGAクリニックでも遠隔診療がスタート?

いつものように前置きが長くなりましたが、こういう世間的な遠隔診療解禁の流れを受けて、AGAのクリニックでも本格的な遠隔診療が導入されるんじゃね?と最近、にわかに囁かれだしております。

確かに、なんだかんだで髪の悩みでクリニックに通うのって恥ずかしいという人もかなりいるはずで、そういう人にとっては遠隔診療はかなり魅力的な選択肢になるのではないかと思います。

テレビ電話などで診察を受ける必要があるとはいえ、通院するのに比べればかなり負担は少ないでしょう。

では、AGAの遠隔診療にはどんなメリットやデメリットが考えられるでしょうか?

 

リアルAGAクリニック、遠隔診療AGAクリニック、個人輸入代行の違い

僕なりに考えるリアルクリニックと遠隔診療、そして個人輸入代行で薬を買う場合の違いやメリット・デメリットをまとめてみました。

リアルAGAクリニック

 通院する必要がある
 通常、治療費は高額
 国内品の治療薬を処方してもらえる
 血液検査などをやってもらえる
 症状の進行具合などを診断してもらえる
 不安な点や自分の頭髪の状態について相談ができる

遠隔診療AGAクリニック

 通院する必要がない
 治療費はおそらくリアルのクリニックよりは安くなるのでは?
 国内品の治療薬を処方してもらえる
 血液検査などが行われない(多分)
 症状の進行具合などを診断してもらえる
 不安な点や自分の頭髪の状態について相談ができる

個人輸入代行

 通院の必要はない
 治療費はかなり安く抑えられる
 国内品は入手不可で、海外品の医薬品のみ入手化
 血液検査などは行えない
 症状は自己診断するしかない
 不安な点や自分の頭髪の状態について相談ができない

 

個別のポイントについて、細かく見ていくと・・・

費用

おそらく治療費は

リアルAGAクリニック>遠隔診療AGAクリニック>個人輸入代行

の順になるのではないかと思われます。

遠隔診療のクリニックの場合、広い待合室などが不要になるので、その分費用は安く抑えられるはずです。

 

入手可能な医薬品

個人輸入代行の場合は入手可能なのは海外品のAGA治療薬のみで、国内品は入手できません。

これまで国内品のAGA治療薬が欲しい場合はリアルのAGAクリニックに通院するしかなかったわけなんですが、遠隔診療のAGAクリニックが出てくると、通院しなくても国内品のAGA治療薬が入手できるようになります。

僕はあまり国内品のAGA治療薬にメリットを感じないんですが、海外品が不安だと言う人にとっては遠隔診療クリニックは大きなメリットを提供してくるでしょう。

 

血液検査

リアルAGAクリニックではほとんどの場合、治療開始前に治療を行っても問題のない健康状態かどうかをチェックするために、血液検査を行うんですが、おそらく遠隔診療では血液検査は行われないと思われます。

テレビ電話ごしにどうやって採血するんだ?って話なので(;´∀`)

ただ、血液検査で治療NGになる人はほとんどいないので、どこまで血液検査が必要なんだという疑問はあります。

リアルAGAクリニックでも何かあると困るので、念のためにやっているという意味合いが強いような気はします。

 

最大の問題は診察と相談

僕は前々から言っているように、AGA専門のクリニックに通う最大のメリットは

 自分の症状を客観的に診断してもらえること
 不安な点を相談できること

だと考えています。

遠隔診療であっても、テレビ電話で診察を行うわけなので、頭髪の状態のチェックや悩みの相談は、理屈上は行ってくれるはずなんですが・・・

 

しかし、現状、リアルAGAクリニックであっても、まともな診断や相談をやってるところが少ないというのが現状です。

残念ながら、髪が実際に薄くなくても「ハゲますよ」と脅し、高額なオプション治療をゴリ押しするようなクリニックのほうが多数派なのです(´・ω・`)

参考記事:悪徳クリニックにご用心

 

さて、はたして遠隔診療のAGAクリニックが始まったとして、

ちゃんとまともな診療・相談を行ってくれるのか?

というのが、最大のポイントです。

 

もしちゃんとした診察・相談を行ってくれるのであれば、薄毛に悩む者にとって有力な選択肢が一つ増えることになります。

しかし、「適当に診察して薬を送るだけ」ということになってしまう可能性もあります。

それだったら、個人輸入代行で薬買うのと変わんないじゃん!!

なんてことにもなりかねません。

むしろ、薬もらうためにテレビ電話しないといけない分、個人輸入代行よりもめんどくせぇ、っていう・・・(;´∀`)

(もちろん、国内品のAGA治療薬がどうしても欲しいという人はそれでもいいのかもしれませんが)

 

まとめ

もし、遠隔診療のAGAクリニックがちゃんとした診察と相談を行ってくれるのであれば

 リアルのクリニックに行くのは恥ずかしい
 通院できる距離にリアルのクリニックがない
 リアルのクリニックに通う時間がない
 リアルのクリニックは治療費用的にキツい

という人にとってはかなり有力な選択肢になると思います。

 

ただ、実際に遠隔診療のAGAクリニックが始まってたら、全然ちゃんと診察をしてくれないクリニックばっかり!なんてことになってしまう可能性もあります。

悪徳クリニックがリアルからネットに移動しただけ

なんて事態にならないことを、切に願うばかりです(;´∀`)

 

なんにせよ、これからAGAの遠隔診療がどうなっていくのかは注視していきます。

遠隔診療は天使か悪魔か・・・

果たして・・・

 

 

訂正:対面診療なしでの薬の処方について

すいません。

最初に記事を書いた時は、「まったくの対面ゼロで遠隔診療のみで薬が処方できる」というようなことを書いてしまいましたが、よくよく調べるとこればNGのようです。

当該事務連絡の中で厚生労働省は、「対面診療を行わず遠隔診療だけで診療を完結させることを想定した事業」が存在することに触れつつ、「(当該事業が)電子メール、ソーシャルネットワーキングサービス等の文字及び写真のみによって得られる情報により診察を行うものである場合は、(中略)『直接の対面診療に代替し得る程度の患者の心身の状況に関する有用な情報』が得られない」こと、また、「(当該事業が)対面診療を行わず遠隔診療だけで診療を完結させるものである場合は(中略)直接の対面診療を補完するものとして行われて」いないことを根拠に、このような事業は無診察治療を禁止した医師法第20条に違反するものだという解釈を明らかにしました。

遠隔診療の法的整理〜連載第1回 遠隔診療にかかわる法的規制と規制緩和〜メドレーオフィシャルブログより

 

上のように厚生労働省としては、まだ「遠隔診療は対面診療を補完するもの」という立場を取っているので、遠隔診療のみで完結するようなタイプのAGAクリニックは医師法違反ということになりそうです。

上記の内容で、その部分は訂正します。

 

ということなので、最低でも1回は対面で診察を受けることがまだまだ必須なようです。

しかし、最初の1回対面で診察しただけだと、それは「対面診療の補完として」遠隔診療を行っていると言えるかどうか、かなり微妙なので、なんだかんだで半年に1回くらいは対面で診察を行わないと医師法違反だと言われそうな雰囲気はかなりあります。

そうなると、まだまだ遠隔診療が本格的に広まるのはもう少し先になるのかもしれません。

 

結局、対面であってもちゃんと診察しないところはしないんだから、遠隔診療にだけ規制をかけるのは無意味な気がしてならないんですが・・・(;´∀`)

しかし、そこは「悪法もまた法なり」なので、法治国家としては致し方のないところです。(正確には厚生労働省の法”解釈”なので、「法」ではないですが)

 

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