どうも、若ハゲ番長です。

今回はネット上で騒がれている

プロペシアを飲んでいると男性不妊になるのではないか

という噂について徹底検証してまいります。

ぜひ、参考にしてみてください( ´∀`)bグッ!

 

プロペシアで不妊症になったという噂の真相

「プロペシアを飲むと不妊症になる」という噂がネット上ではよく騒がれています。

子作りというと人生の一大事なので、気にされている方も多いのではないでしょうか?

実際、僕のところにも毎週は言いすぎですが月1くらいで、AGA治療と不妊症についての質問が来ます。

 

僕自身、何度もプロペシアと不妊症の関係性についていろいろ調べてみているんですが・・・

結論から言うと、現段階で

プロペシアが直接的な不妊症の原因になるという科学的根拠はない

です。

したがって、プロペシアを飲んで不妊症になったと言われる噂は、プロペシアとは無関係で、もともと不妊だった夫婦の男性がプロペシアをたまたま飲んでいただけという可能性が非常に高いと言えるでしょう。

 

しかし、プロペシアは男性機能関連の副作用もあり、不妊症について気になる情報が添付文書に書かれているのも事実です。

なので、もうちょっとプロペシアと不妊の関係について掘り下げて解説していきます。

 

一般的な不妊のリスク【不妊に悩む夫婦は意外と多い】

まず、プロペシアとは無関係な一般的な不妊のリスクについてお話しておきましょう。

2015年に国立社会保障・人口問題研究所が行った調査結果では、不妊の検査や治療を受けたことがあるカップルの割合は全体の18.2%になっています。

つまり夫婦の約5組に1組は不妊で悩んでいることになります。

思ったよりも多い数字なんじゃないでしょうか?

 

不妊症の原因は様々ですが、男性不妊の原因としては一般社団法人 日本生殖医学会によると、

 小児期のヘルニアの手術停留睾丸の手術で精管が詰まっている
 おたふく風邪などから睾丸炎を起こして精子を作る能力が低下している
 小児期のがん治療で精子を作る能力が極端に減っている
 糖尿病によって精子を作る能力が低下している

などが挙げられています。

このように、不妊症の原因は幼少時の病気や既往歴などが原因で不妊になることは十分にありえます。

番長
つまり、プロペシアの副作用などとは無関係に不妊症は起こりうるということですね。

 

5組に1組が不妊で悩んでいるということと合わせて考えても、

 プロペシアとは無関係に不妊になっていた男性がたまたまプロペシアを飲んでいた
 そのためプロペシアと不妊を結びつけて考えてしまった

という可能性が高いと思われます。

 

プロペシアの妊活への影響について【専門医の見解】

医師

医師によっては、子作りを考えているご主人にプロペシアの使用を控えるよう伝えている場合もあるようです。

しかし、

AGA専門クリニックのヘアメディカルの医師から聞いた話だと、

プロペシアを服用しながらパパになった例もある

そうです。

なので、特に気にする必要はないという見解でした。

 

子作りに関連するプロペシアの副作用をチェック!

医者も副作用にお手上げ

次にプロペシアに不妊につながるような副作用があるのか?ってことなんですが・・・

上に書いたとおり、少なくとも現時点で、科学的根拠のあるものは報告されていません。

 

ですが、プロペシアの主成分であるフィナステリドにより起きる副作用のいくつかにおいて、子作りと関連する項目もあるので、そちらも検証しておきましょう∠( ゚д゚)/

プロペシアの副作用についてはこちらの記事で解説しています。

 プロペシアの副作用まとめ【+番長のリアル体験談】

 

勃起不全(ED)・精力減退

プロペシアの臨床試験では、男が勃つべき時に勃たなくなったり(勃起不全)や、ヤル気が起きなくなってしまう(性欲減退)の報告があります。

臨床試験で報告された副作用では、勃起不全(ED)は1.3%、精力減退は1.8%となっています。

 

一方で、有効成分の入っていない薬をプロペシアと偽って飲んでもらう、対照実験も行われ、

その偽薬であっても、勃起不全(ED)が0.7%、精力減退が1.3%とほぼ同等の副作用が起こっています。

したがって、プロペシアの副作用として挙げられている勃起不全や精力減退は思い込み(プラシーボ効果)によって引き起こされている可能性が非常に高いと言えます。

 

実際、男性機能は精神状態の影響を強く受けます。

仕事で疲れ果てているときや、気分が乗らない時に勃たなかったという経験があるのは、僕だけではないはず・・・(笑)

番長
しかし、プラシーボ効果とは言え、副作用は実際に出ることがありますので、そうなった場合は妊活においてマイナスに働くでしょう。

 

射精障害・男性不妊・精子減少

プロペシアの添付文書には確かに、市販後に報告された副作用として射精障害・男性不妊・精子減少などが記載されています。

しかし、これは特に科学的根拠があるわけではありません。

 

日本の法律では、市販後の副作用で、かつ薬との因果関係が不明であっても、報告があったものは添付文書に記載することが義務付けられています。

そういう理由で、プロペシアの説明書には、射精障害、男性不妊、精子減少の項目が記述されているわけですね。

 

これがネット上で口コミされた不妊症の一因と言えるかもしれませんが、先ほどもお話ししたように、プロペシアを飲むことと不妊等の副作用の因果関係は臨床試験結果などから明確に立証されていません。

臨床試験で報告されていない以上は、実際に起こる確率は相当、かなり低いです。

完全にゼロでない以上、100パーセント問題ないとは言い切れませんが、気にやむ範囲ではないと僕は考えています。

番長
おそらく上でも述べたように、もともと不妊だった人が、たまたまプロペシアを飲んでいて、プロペシアが原因で不妊になったと勘違いして報告している可能性が非常に高いと思います。

 

フィナステリドの胎児への影響

このように男性がプロペシアを飲んでいたとしても、その妊活への影響は気にしなくていいレベルなのですが、プロペシアを直接女性が飲んでしまうと胎児に悪影響を与える危険性があります。

 

男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)が薄毛の原因物質で、プロペシアはそれをブロックすることでAGA治療薬として機能するんですが、一方DHTは妊娠中期に胎児の男性器を形成する重要な働きがあります。

つまり、理論上、妊娠中にフィナステリドが体内に入ってくると、性器が正常に形成されず奇形となるリスクが考えられます。

 

そのため、厚生労働省でもプロペシアを女性は飲まないように注意喚起を行っています。

(フィナステリドは経皮でも吸収されるので、女性は触れるのも禁止です)

 

精子に含まれるフィナステリドの影響は?

「女性が直接飲んではいけないのはわかった。でも、男性の精子にもフィナステリドは含まれてるんでは?」

そう思われた方もいるかも知れません。

が、これについては心配はいりません。

 

確かにプロペシアを服用していると精液にも極微量のフィナステリドが含まれます。

しかし、その量は微量過ぎて胎児に影響を及ぼすほどの数値でないことが確認されてます。

 

 

まとめ:プロペシアで不妊になるという科学的根拠はない

プロペシアと不妊の関係性について見てきましたが、繰り返しているように、現段階ではプロペシアを飲んだことにより不妊になったと断定されたケースはありません。

 

といいつつも、子作りは人生の一大イベントです。

なので、出来る限りリスク要因は排除したいと考えるのが普通でしょう。

また、男性側が「プロペシア飲んでたって全然、子作りには影響ないんだってさ。気にせずやろうぜ!」と言っても女性側は不安に感じているかもしれないですよね?

ということなので、妊活中のプロペシアの服用はよくよく考えて、そしてパートナーとも話し合って決めるのが良いかと思います。

 

ではでは。

 

AGA治療と子作りについてはこちらのQ&Aも参考にしてみてください。

 【Q&A】AGA治療・フィナステリドは子作りに影響がある?

 

 

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