どうも、若ハゲ番長です。

これまでもいくつかランキング形式の記事を書いて来ましたが、今回は医薬品、医薬部外品、化粧品そういった分類の垣根をとっぱらって、

毛髪増加率

で育毛剤(+AGA治療薬・育毛法)をランキングにしてみました。

 

つまり、

「単独で使用した際にどの程度、毛髪が増加するのか?」

を基準にしてランキングを決定しています。

ぜひ、治療セットを選ぶ際の参考にしてもらえればと思います(*´∀`*)

ランキング

 

毛髪の増加率順・育毛剤最強ランキング

このランキングは、できるだけ臨床試験データに基づいて並べていますが、詳細なデータのないものに関しては僕の感覚でランキングに入れています。

ただ、僕も長期間いろんな治療薬や育毛剤を使ってきてるので、実体と大きくかけ離れているということはないはずです。

 

ちなみに、

医薬品が一番効果高くて、化粧品が一番効果低いんじゃないの?

と思われてる方もいるかもしれません。

 

しかし、この分類はかなり便宜的なもので、実際の効果との関連はそこまでないです。

なにしろ、全く同じ成分を配合した商品でも、

効果効能を明示すると医薬品、効果効能を明示しなければ化粧品

みたいなことがまかり通る分類なので。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

 化粧品・医薬部外品は効果なし!?医薬品との違いと分類を徹底解説

 

では、おまたせしました。

ここからランキングになります!

 ミノキシジルタブレット(内服ミノキシジル・ミノタブ)

ミノキシジルタブレット5mg

毛髪増加率=25~35%

やっぱり、ぶっちぎりの1位はミノキシジルタブレットです。

ミノタブは発毛用途では臨床試験が行われていないため、毛髪増加率の正確なデータはありません。

しかし、自分で使ってみての体感、そしてネットの口コミ、クリニックで公開されているデータなどから、他と比べて圧倒的な効果があるのは間違いないでしょう。

おそらく、単独で使ってはっきり体感として増えたな、と分かるような効果が得られるのはミノタブだけだと思います。

 

なお、ミノタブの効果は用量依存性があり、高用量になればなるほど効果も高まりますが、今回の毛髪増加率は5mgの場合を想定して算出しています。

ミノキシジルタブレットについて詳しくはこちら

 【保存版】ミノキシジルタブレットの効果・副作用まとめ

 

 成長因子系育毛剤、外用ミノキシジル、ヘアマックス

毛髪増加率10~20%

同率2位で成長因子系育毛剤外用ミノキシジルヘアマックスがランクインしました。

 

 成長因子系育毛剤

フィンジアボトル

最近期待の成長因子ですが、僕の体感としてはかなり効果あります。

そして明確に毛髪増加率という形でのデータはないですが、その他の発毛データはかなり出てきています。

新たな成分が次々と開発されている分野でもあるので、今後、ミノキシジルを超えるような成分が出てきてもおかしくはないです。

 なぜ成長因子は発毛に必須なのか?

番長
あと成長因子ではないもののマスターピースに配合されているNcPAも科学的に効果が検証されていて、おそらく成長因子と同等の効果が期待できます

 外用ミノキシジル(塗るタイプ)

フォリックスFR15

発毛効果が最初に発見された成分ミノキシジル。

塗るタイプの場合、内服と比べると吸収効率が悪いので、どうしても効果は限定的になりますが、それでも育毛剤の中ではかなり効果の高いものの1つです。

 ミノキシジルの効果まとめ【臨床データから実際のところまで】

 

 ヘアマックス

レーザーバンド82

レーザーをあてるだけという手軽さから、「効果ない」と言われる事が多いですが、それは完全に先入観によるイメージです。

「副作用のリスクを取らないと髪が生えない」「手間をかけないと髪が生えない」というのは完全な思い込みです。

ヘアマックスに関しては、臨床試験でミノキシジル5%の外用薬とほぼ同等の発毛効果が確認されています。

 【人体実験】ヘアマックスで毛が生えるのか?効果と副作用を徹底検証!

 

 デュタステリド(ザガーロ等)

毛髪増加率8~12%

フィナステリドの1.5倍の効果!と宣伝されているせいですごく効果があると勘違いしている人が多いのがこのデュタステリドなんですが・・・。

ジヒドロテストステロン(DHT)の抑制はAGA治療においては”守り”なので、劇的な効果はないです。

少なくとも毛髪増加率では塗るタイプのミノキシジル以下です。

 

6位:フィナステリド(プロペシア等)

内服医薬品イメージ

毛髪増加率:5~9%

世界初の内服AGA治療薬として有名なフィナステリドですが、毛髪増加率でいうと実はそんなに大したことはありません。

単独での使用というより、守りの薬として攻めの薬をサポートする役割を担っていると考えたほうが良いでしょう。

単独で使用するのは予防目的の場合で、積極的に発毛させたい場合はフィナステリド単独使用では望み薄です。

 

7位:頭皮マッサージ、従来型育毛剤

毛髪増加率3~6%

頭皮マッサージと成長因子の入っていない従来型の育毛剤をここにもってきました。

このあたりになると、体感として増えているかどうかはほとんどわからないレベルになってきます。

ただ、正しく使えば効果はあるので、信じて続けることが重要です。

 

 頭皮マッサージ

気休めだとか言われることが多いですが、実は頭皮マッサージにも臨床試験で毛髪の増加効果はちゃんと確認されています。

 頭皮マッサージの育毛効果!やり方を間違うと逆効果に!

 

 従来型育毛剤(成長因子の配合なし)

従来型の育毛剤も、「あんなもんは水だ」とか批判される事が多いですが、
ちゃんと効果はあります。

ただ、増加率が少なすぎて体感がない、あるいはAGAの進行の方が早くてそれに負けているだけです(^_^;)

 

成長因子系の育毛剤と比べると従来型の育毛剤は明らかに効果が劣っているのはもはや明らかだと思います。

価格は確かに成長因子系の育毛剤の方が2、3割高いですが、効果は倍以上の差があるイメージです。

 

ランキングはあくまで平均値

育毛剤の効果には個人差があるので、全ての人にとってこの順番の通りになるとは限りません。

(詳細はAGAの原因ランキングを参照 薄毛・AGAの原因ランキングトップ5【対策法アリ】

ただ、効果を平均すると上のようなランキングになる、ということですね。

 

そして、ミノタブ以外は単独ではっきり実感できるような効果はない、と考えておいた方が良いです。

たまたまあなたの原因にドンピシャではまる育毛剤であれば、単独で劇的な効果が出ることもあります。

 

しかし、基本は増えたかな?程度だと思っておいた方が良いです。

2位にランキングしている育毛剤でも、エビデンスを見る限り単独の使用では10~20%程度の毛髪増加です。

これだと劇的な体感は正直難しいかな、という感じです。

リアップx5で劇的に髪が増えた」という話をあまり聞かないことからも、この感覚は現実に近いはずです。

 

なので、いつも言ってることですが、

薄毛を克服するには複数の育毛剤・治療法を組み合わせていくこと

が重要になってきます。

単独では10%の効果しかなくても、複数組み合わせていくことで、それが20%、30%と積み上がっていくイメージですね。

ちなみにランキングに入っていない育毛法などは、8位以下であるか、エビデンス不足で順位を決めれなかったか、のいずれかだと判断してもらって差し支えないです。

 

効果の判定は難しい

薄毛セルフチェック効果の判定は、僕自身も効果を見誤ったことがあって、結構難しいです。

というのも、自分に合っていてかつ効果の高い育毛剤を使っていたとしても、薄毛が進行する時期だと、髪が増えないことがあるからです。

 

AGAでは一定のペースで髪が抜け続けるというわけではなく、

 急激に進行する時期
 ほとんど進行しない時期

があります。

 

ちょうど急激に進行する時期に新たに育毛剤を使い始めると、ミノタブのようによっぽど強力なものでない限り、現状維持程度にとどまります。

多分、効果の弱い育毛剤だと抜け毛を止めることすらできずに、薄毛が進行することもあると思います。

「育毛剤の●●せいで薄毛が悪化した」という口コミがネットに出回る理由はこのあたりにあると考えられます。

 

僕も以前に成長因子系の育毛剤を使った時、髪がほとんど増えなかったので、そんなに効果なかった、と判定したことがありました。

しかし、あとから見返してみると、その時は「成長因子系育毛剤のおかげで現状維持できていた」というのが正しかったんですよね。

僕の場合、春から初夏にかけて抜け毛が増えるんですが、その季節、成長因子系の育毛剤を使っていた時は薄毛が進行しなかったのに、使用していなかった年(2017年)は急激に薄毛が進行しました。

成長因子系育毛剤なしの時に薄毛が進行したので、そこで初めて成長因子系育毛剤の効果に気づいたわけです。

 

急激に薄毛が進行する時期というのは、個人個人で全く違うので、なかなか難しいです。

去年は急激に進行したのに、今年はそうでもない、ということも起こりえます。

 

なので、これも結局いつも言ってることになってしまうんですが、

ある程度の期間使い続けないと育毛剤の効果はわからない

ということです。

 

最近わかったのは、ちょうど”急激に薄毛が進行する季節”に当たった場合、使用期間3ヶ月だと効果がほとんど分からない、ということです。

なので、できれば6ヶ月程度使った方が、育毛剤の本当の効果は体感しやすいだろうな、と思います。

が、しかし、さすがに6ヶ月は待てねえよ、という人が多いと思うので、まず最低ラインとしては3ヶ月ですね。

3ヶ月以下では、どんなに生える育毛剤を使ってても、ヘアサイクルの関係で、効果を実感する前に終わってしまいます。

ヘアサイクルが改善された際に髪が増えてくる目安となる3ヶ月は継続してみましょう

3ヶ月継続してみて、効果が実感できない、あるいは髪が減ってしまった場合は、他の育毛剤を試す(あるいは他の育毛剤を追加する)という風にしていったほうが、自分に本当に効いている育毛剤が分かりやすいと思います。

 

番外編

以下はちょっと番外編です。

 

メソセラピー(成長因子注入療法)

注射・メソセラピーイメージメソセラピーに関しては施術を受ける頻度でかなり効果が変わってしまうので、ランキングに入れれませんでした。

おそらく、毎日受けれるんであれば、ミノタブに匹敵する(あるいはそれ以上の)効果が得られると思うんですが・・・

1回数万円の施術が毎日できるのはよほどの金持ちに限られてしまうので、現実的ではないですよね(^_^;)

現実的な頻度(月1回)だと、おそらくフィナステリドと同程度の6位くらいではないかなぁ、という感じです。

 

健康法講座

健康法講座に関しては、受講者の方からいただいた感想を見る限り、特に体内の問題から髪が薄くなっている人にはテキメンに効果が出ます。

(かくいう僕もこの体内の問題で薄くなっているタイプだったんですが)

 

具体的には、

 炎症
 栄養不足

などからくる薄毛にはかなりの効果があります。

(「これまで何やってもダメだったのに、健康法で生えた」という報告も結構いただいてます)

個人的にはミノタブの下で1.5位くらいに入れたいんですが、おそらく平均をとると2位くらいになるのではないか、と思います。

 

まとめ

今回は毛髪増加率を基準に治療薬やら育毛剤やら育毛法やらをランキングにしてみました。

簡単にまとめるとこのような順番になるということですね。

ミノキシジルタブレット(内服)>成長因子系育毛剤≒ミノキシジル(外用)≒ヘアマックス(レーザー治療器)>デュタステリド>フィナステリド>頭皮マッサージ≒従来型育毛剤

治療法決定の際の参考になれば幸いです(*´∀`*)

 

 

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